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芥川龍之介遺稿 コバの文庫 PC入力 koba

 コバのホームページ「故郷の足跡」の「湘南鵠沼」編で紹介していますが鵠沼ゆかりの芥川龍之介ということで今回、3作品を紹介します。青色の作品をクリックしてください。

芥川龍之介の初期の作品「羅生門」から作風に変化があるものの下記の作品にも共通点があり、幻覚現象的な表現など読めば読むほど奇怪で龍之介の精神の深層部部に及んでいるようで奥が深い。

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歯車  昭和ニ年遺稿 

奥の避暑地は現在の藤沢市鵠沼。  東海道の或る停車場は現在のJR藤沢駅です。

或る理髪店主人は鵠沼海岸マリーンロード商店街の中にある理髪店で現在でも営業している。                   

  多くの持病を抱え精神的にも異常なほど不安定状態の危うさが伝わってくる「歯車」は数多く人達が論文の題材にしている。

 

蜃気楼  昭和  年遺稿 

鵠沼海岸は小田急江ノ島線の鵠沼海岸駅から徒歩7分ぐらい。

  東屋は鵠沼海岸駅湘南マリンロード商店街の一角にあった、東屋旅館で龍之介もここの貸し別荘(離れ)を借りて住んでいた

引地川の河口は鵠沼海岸はビーチバレー発祥の地でもあり2003年夏には鵠沼海水浴場に浜崎あゆみがオーナーの海の家をオープンさせライブなど催された。 

鵠沼雑記  昭和15年遺稿  

  鵠沼は龍之介の妻の実家が鵠沼で度々鵠沼に訪れたり東屋旅館の貸し別荘に住んだりしていた。が、作家仲間たちが龍之介のもとを訪れ交友を深めたが彼自身、肉体的、精神的にも滅入っていた時でもあり煩わしくもあったらしい。

                                                 


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